2014年05月21日

物忘れの進行と繰り返される不快感の訴え

「横になりたい」「起き上がりたい」といつも訴えられていた
長男と二人暮らしの女性。
他のデイサービスをご利用されていましたが、物忘れなどの症状が進行してしまい、
これまでの様にデイサービスに通うことが難しくなっていたそうです。
その矢先に、大病を患われ入院をされました。
退院後、腹部に不快感があり、「横になりたい」、「起き上がりたい」、「トイレに行きたい」と、
頻繁に訴えられていたそうです。
さらに、日常生活のほとんどの動作にサポートを必要とされるまで体力が落ちてしまい、
お仕事を持っていらっしゃる長男は、ご本人様を一人にすることに不安があり、困られていました。
それを知ったケアマネジャーが、ふるさとをご紹介し、利用されるようになりました。

スタッフはご本人様のお気持ちに必ずお応えした
ふるさとでは、いつでも身体を休ませることができるように、ソファーを新しく設置。
「横になりたい」とおっしゃったときは、すぐさま対応をし、ご本人様のお気持ちにお応えしました。
全てのご要望に必ずお応えするようにしたところ、ご本人様は、スタッフを信頼してくださるようになり、
たびたびあったトイレや、不快感ゆえのさまざまな訴えも、次第に聞かれなくなってきました。

スタッフを信頼してくださるようになりレクリエーションにも参加
また、スタッフはご利用された当初から、少しの間でもレクリエーションに参加していただきたいと思い、
積極的にお声をかけてきました。
歌やカルタ取りのレクリエーションに、「少しだけでも参加しませんか。具合が悪くなりましたら、すぐに横になれるよう、
準備をしていますから」とお誘いしてきました。
スタッフを信頼してくださるようになってからは、少しずつリクリエーションにも参加してくださるようになり、
徐々にその時間も長くなっていきました。

毎回ご本人様は「楽しかったよ。ありがとう」と
そして今では、ご本人様は積極的にレクリエーションに参加され、楽しんでくださるように。
現在では、週に6回、お休みされることなく、ふるさとをご利用いただいています。
また、ご本人様は毎回、「楽しかったよ。ありがとう」とおっしゃってくださいます。
そればかりでなく、長男も「ふるさとに通うようになってから、安心して仕事に行けます。
本当に良いデイサービスを紹介してもらいました」と大変喜ばれていたと、スタッフはケアマネジャーより伺いました。

認知症対応型通所介護施設 デイサービスふるさと 川崎市内