2013年09月25日

ふるさとの利用回数が減り、不安を感じるご家族様へ

一般のデイサービスを利用中、他のお客様に冷やかされた
ご主人とご長男の三人暮らしの女性。
元々は、一般のデイサービスを利用していらっしゃったのですが、
ご本人が同じ話を何度もすることを、他のお客様に冷やかされて嫌な思いをしていらっしゃいました。
また、お風呂が機械式のリフトだったことで、入浴が怖くなってしまい、
デイサービスに行くことを嫌がるようになったそうです。
それから徐々に自宅に引き籠もることが多くなり、心配になったご長男は、
ケアマネジャーに相談すると、ふるさとを勧められたそうです。

施設内の移動は車椅子ではなく、スタッフが手を引いてご誘導した
ご利用開始前に、ご本人がまた嫌な思いをされないために、ご長男が見学にいらっしゃいました。
その際、お客様が施設内を移動するとき、スタッフがお客様の手を取って誘導させていただいている様子や、
浴室が家のお風呂のような雰囲気で、ご自宅と同じようにくつろげる施設であることを感じてくださり、
ふるさとのご利用を決めてくださいました。

ホームヘルパーの利用も必要となった
ご本人もすぐにふるさとを気に入ってくださり、他のお客様との交流やお風呂を楽しんでいただきました。
ご長男も、「衣類や下着が汚れても、ふるさとで綺麗にしてくれる。」と、喜んでくださいました。

それから1年位経った頃、ご主人の入院をきっかけに、ホームヘルパーの利用が必要となり、
ふるさとの利用回数が週に1回減ることになりました。

「出来る限りふるさとに頼りたい」
週に5回のご利用から週4回に変更になり、必然的に入浴の回数も減ってしまい、
不安を感じたご長男は、すぐにふるさとに電話をかけてきてくださいました。
ご長男は、ふるさとの入浴が減ることで、ご本人の衣類の汚れと匂いを心配していたことを打ち明けてくださり、
「ふるさとは母を大切にしてくれるので、出来る限りふるさとを頼らせていただきたい」と、
おっしゃってくださいました。
そこで、ふるさとでお風呂の利用がない日は、ご帰宅になる30分前にお手洗いで陰部の洗浄と
お着替えのお手伝いをさせていただくことをスタッフから提案すると、すぐにご快諾いただき、安心してくださいました。
その日から3年が経った現在も、
ご長男から小さなお悩みもスタッフに相談してくださるなど、信頼を寄せていただいております。

認知症対応型通所介護施設 デイサービスふるさと 川崎市内