うつむいているだけで周りとの交流がなかった
奥様とご長女ご家族とお住まいの男性。
近所のデイサービスを利用していましたが、周りの方との交流を持たず、
ただフロアでうつむいている状態だったそうです。
何事にもやる気が起きなくなり、趣味だった絵や書道も手つかずに…。
1対1での対応が可能なデイサービスならと、
ケアマネジャーの紹介でふるさとをご利用いただくこととなりました。
ネガティブな発言が多く、親子の関係が悪化して
ご自宅を訪問し、お話を伺うと、
毎日ネガティブなことばかり話されるため、ご長女との関係が悪くなっていたとのこと。
また、ご長女が仕事の間は、ご高齢の奥様がお一人でお孫様とご本人のお世話をされ、
介護疲れを日々感じていたそうです。
奥様自身も、趣味の活動ができない状態でした。
人員体制が厚いふるさとで、ご本人の趣味や、興味が持てることをしてほしいとのことでした。
1対1で見守り、趣味に没頭する時間を
さっそく施設で絵画や習字に使う道具を用意し、ご本人に楽しんでいただくことにしました。
1対1で見守り、思う存分ご趣味に没頭していただくと、表情が明るくなっていきました。
通うことに慣れた頃から、ご本人が先生で、スタッフが生徒の「書道教室」を開催することに。
張り切って引き受けてくださり、この頃からご自宅でもふるさとでの出来事を
お話しされるようになっていきました。
「利用日が楽しみ」とご本人 ご家族にも笑顔が
定期的に通っていただくことで、ご家族に休息の時間ができるようになり、
また、ご本人の生活に張りが出てきたようで、ネガティブな発言が減ったそうです。
時々ご長女が施設に見学に来られ、ご本人と楽しそうにお話をされていくこともあり、
「利用してから、親子関係が良くなってきました」と、嬉しいお言葉をいただきました。
ご利用日の前日になると、「明日、楽しみだなぁ」とずっとおっしゃっていると伺っております。
認知症対応型通所介護施設 デイサービスふるさと 横浜市内