2018年6月6日

ピック病の母 少しでも楽しく過ごしてほしい

他の介護施設に入所、お一人でお過ごしだった
娘さん夫婦とお住まいの女性。
ピック病と診断され、施設に入所されていました。
しかし娘さんが施設を訪問したときに目にしたのは、下を向いている、
もしくはテーブルに伏せているご本人の姿。
職員とのかかわりも少なく、ほとんど一人で過ごしていることを知り、
退所を選択されたそうです。

「ふるさとを利用したい」と見学にいらっしゃった
ご自宅でケアを行うようになってから、デイサービスの利用を検討され、
その際に、以前ご近所で見かけた、ふるさとの送迎の様子を
思い出してくださったそうです。
スタッフがお客様を玄関までお連れし、明るい笑顔で声かけしている雰囲気を、
好ましく思ってくださり、「ぜひここに」と。
ふるさとへ見学に来てくださり、ご利用いただくことになりました。

いつも同じスタッフが時間をかけてお声かけ
お迎えの際は、「行かない!」とおっしゃるご本人に、
できるだけ心を開いていただけるよう、時間をかけて寄り添い、お声かけを行いました。
娘さんには、「外へ一歩出るために、背中を押して差し上げてください」と
お願いし、協力していただきました。
そして、ご本人が不安を感じないよう、常に特定の女性スタッフが担当。
いつでも同じスタッフがケアを行うようにし、
安心してふるさとに来ていただけるよう心がけました。
体操やレクリエーションには、「参加しましょう!」ではなく、
歩行訓練を行いながら、近くの席に移動し、自然な形で参加できるよう工夫。
他のお客様が、あたたかく受け入れてくださることもあり、
活動の輪に入ってくださることも増えていきました。

様々な人とかかわり、言葉が増えた
最初は緊張したご様子だったご本人も、少しずつ慣れて、
特定のスタッフでなくてもケアを行えるようになりました。
お送りの際には、ご本人が笑顔で「バイバイ」と言ってくださったり、
「また来てくださいね」とお声かけすると、「お願いします」と返してくださったり。
様々な人とのかかわりが増えたからか、言葉も増え、記憶力も向上しました。
ご自宅で、ふるさとでの出来事をお話しされることもあるそうです。
娘さんからは「ふるさとさんと知り合えて良かった」と、
感謝のお言葉をいただいております。

認知症対応型通所介護施設 デイサービスふるさと 横浜市内