2019年4月3日

独居の男性 一人暮らしが困難になりふるさとへ

徐々に身の回りのことができなくなった
一人暮らしの70代男性。
引きこもりがちで、家から出るのは
近くのスーパーへ買い物に行くくらいでした。
ある頃から、5分もあれば到着する距離のスーパーまで、
30分ほどかかるようになったそうです。
毎日の生活もままならない様子で、失禁されているのも見受けられる…。
心配したご近所の方が市の窓口に相談。
地域包括支援センターへ連絡が行き、介護度の判定も行われ、
ケアマネジャーがつくことに。
その後、認知症対応型のふるさとにお声がかかりました。

まずはスタッフに慣れていただくところから
お連れ出しには半年ほどかかりました。
とにかく「行かない」と拒否されるので、
どんなスタッフならお話をしてくださるか、心を開いてくださるか、
色々なスタッフでお迎えを試みましたが、
なかなか送迎車にご乗車いただけませんでした。
3ヶ月経った頃、女性スタッフと少しだけ話をしてくださるように。
「いずれは入所したいが、まだ家で暮らしたい」と
お考えであることがわかりました。

ご本人の気持ちに寄り添ったお声かけ
お金の管理や、買い物から帰ってくることも困難になっていたご本人。
このまま一人で生活をしていくのは難しいだろうと
ご自身もお思いであることがわかったので、
「介護に慣れるために、ふるさとへ行ってみませんか?」
「今後のためにも外出してみませんか?」
「デイサービスを体験してみましょう!」と、お声かけ。
ある日、すんなりとご乗車いただくことができ、ご利用が始まりました。

入浴にも時間をかけて対応
足腰が弱り、ご自宅での入浴は難しくなっていましたので
ケアマネジャーからは「ふるさとで入浴をさせてほしい」と依頼がありました。
しかし脱衣所までは来ていただけるものの、気乗りしないご様子で
入浴には応じてもらえない…、それが4ヶ月ほど続きました。
「体が温まりますよ」、「今日は体重を量る日なんです、服を脱ぎましょう」など
ご利用の度に、あの手この手でお声かけし続けたところ、
ある日突然ご入浴いただくことができました。
その後、レクリエーションの時間には笑顔が見られるようになり、
体操にも熱心に参加くださるように。
今では一度も休まれることなく通ってくださっています。

認知症対応型通所介護施設 デイサービスふるさと 川崎市内