2022年01月05日

リハビリパンツに抵抗感、お使いいただけるようお声かけ

失禁が増えた

ご主人と2人暮らしの70代女性。
若年性認知症と診断され、徐々に日常生活が困難になったそうです。
症状の進行に伴い、失禁することが増えていきましたが、
リハビリパンツを履くことを拒否。
失禁するたびに、ズボンと下着を替えることになるので、
一日に何度も着替えをしていたそうです。
また部屋の中も汚してしまうため、困ったご主人がケアマネジャーに相談。
認知症対応型のふるさとにお声がかかりました。

お金がかかるイメージのリハビリパンツ

ケアマネジャーからふるさとに、
リハビリパンツに切り替えてほしいとご依頼がありました。
入浴後の着衣の際に、スタッフから
リハビリパンツをお勧めしてみましたが、断固拒否。
嫌がられる理由を伺ったところ、お金がかかることを
心配されているようでした。
しかしある日のトイレ介助の際に、
下着に生理用ナプキンを使っていらっしゃるのを見て、
生理用品には抵抗がないことがわかりました。

生理用品としてお勧めする

若い頃から使っている、馴染みのある生理用品ならば
お使いいただけることがわかったので、
「最新の生理用品なんですよ、使ってみませんか」とお声かけしてみました。
ご本人も「それなら使ってみようかな」とおっしゃられ、
リハビリパンツの使用を始めていただくことができました。

ふるさとにもすっかり慣れてくださった

ふるさとではレクリエーションにも積極的に参加くださり、
替え歌を歌ったりと楽しそうに過ごしていらっしゃいます。
昼食も気に入ってくださったようで、
いつもたくさん召し上がってくださるので嬉しいです。
ご自宅でもリハビリパンツを使えるようになって、
ご主人もケアマネジャーも喜んでくださっています。

認知症対応型通所介護施設 デイサービスふるさと 横浜市内