2021年05月03日

大好きなお風呂とカラオケが楽しみ

奥様が亡くなられた後、認知症に
一人暮らしの80代男性。
長い間、奥様の介護をされていましたが、
奥様が亡くなられたことをきっかけに
認知症の症状が見られるようになったそうです。
次第に歩行がおぼつかなくなり、
ご自宅でお風呂に入ることが難しくなりました。
また、足が不自由なのに自転車で出かけてしまうため
転んでケガをしてしまうことも。
その後、近所にお住まいの息子さんがケアマネジャーに相談。
入浴がお好きな方でしたので、「お風呂に入りたいから」という理由で
スムーズにふるさとの利用が始まりました。

薬はふるさとで
ご自宅でお一人の時は、病院から出されている薬を
きちんと飲めていなかったため
怒りっぽく、イライラしていらっしゃいました。
息子さん、ご本人のかかりつけ医と相談し、
来所日には薬を持参してもらい、ふるさとで飲むようにしました。
週3回のご利用でしたので、週3回は必ずふるさとで薬を飲んでもらい
他の日は息子さんに飲ませてもらうように。
これを続けたところ、気持ちが落ち着き、よく眠れるようになったようで
朝も起きられるようになりました。

栄養バランスの摂れた温かい昼食
これまでは、いつもスーパーでお弁当やおにぎりを買って食べていたので
栄養が偏りがちだったそうで、ケアマネジャーより、
ふるさとの昼食で、少しでも食生活の改善をしたいと依頼がありました。
ふるさとでは炊き立てのご飯に、温かいお味噌汁、メインのおかず、副菜と
栄養バランスの摂れた食事をご提供しておりますので
来所日にはしっかり召し上がっていただくようにしました。

ご友人ができた
カラオケが大好きで、今ではふるさとにカラオケ仲間も。
カラオケ大会にも楽しそうに参加され、
「この歌はいいねぇ!」と、皆さんと歌について語り合っていらっしゃいます。
それから来所日には、大好きなお風呂にも必ず入っていただきます。
湯ぶねに浸かるのがお好きなので、通常の入浴時間より長め。
のぼせてしまわないように、スタッフが気を付けながら
入浴していただいています。

認知症対応型通所介護施設 デイサービスふるさと 川崎市内