2017年08月09日

お昼時の不安感 お話しすることで安心に

趣味を楽しめなくなり、同じ会話を繰り返していた
ご主人と二人暮らしの女性。
趣味だった編み物や縫い物を徐々にされなくなったそうです。
物忘れが増え、同じ会話を繰り返すようになっていました。
近所に住むご長女から、デイサービスに通うことを勧められ、
ケアマネジャーの紹介でふるさとをご利用いただくことになりました。

温和なご家庭の雰囲気のままで
ご主人もご長女も物静かな方で、温和なご家庭だったので、
ふるさとでもそのままの雰囲気で過ごしていただけるようにしました。
ご本人に合わせてゆっくり話すと、会話を楽しんでくださり、
ご長女の話題になると「自慢の娘だ」と褒められ、嬉しそうな表情に。
スタッフも笑顔で伺わせていただきました。

お昼時の不安感 お話しすることで安心に
普段、ご主人が出かける日は、ご長女と一緒に過ごしていましたが、
お昼頃になると、ソワソワと落ち着かなくなっていたそうです。
ふるさとでもご昼食の時間にソワソワとした様子が見られ
「お代を払っていないけれど…大丈夫かしら?」と言われたので、
「ご家族様からいただいておりますよ」とお伝えし、安心していただきました。
また、ご本人がご長女を褒められるように、スタッフはご本人ができること、得意なことについて、
「お上手ですね」、「身体が柔らかいですね」と積極的に声をかけるように。
すると、さらに張り切ってレクリエーションに参加され、
テーブルゲームでは、周りの方にお話しかけながら、楽しまれるようになりました。

ご自宅でふるさとの話題が出るようになった
開始から1ヶ月が経った頃から、ご家庭でふるさとでの出来事を話されるようになったそうで、
「皆いい人でね、楽しいの」と言ってくださっていると伺いました。
ご来所時は「本当に楽しいわ」と何度も言われ、以前よりたくさんの笑顔が見られるようになり、
ご利用を週1回から週2回に増やすことになりました。
「何でも忘れてしまいますが、帰宅すると『楽しかった』と嬉しそうに話します」と、
ご家族より嬉しいお言葉をいただいております。

認知症対応型通所介護施設 デイサービスふるさと 川崎市内