2022年05月04日

夫婦それぞれの時間を大切にする利用の仕方

まずは奥様から利用開始

2人暮らしの70代のご夫婦。
物忘れが多くなり、夫婦2人で受診したところ認知症との診断でした。
介護度は、2人とも要支援1と判定されましたが、ケアマネジャーより
「夫婦でデイサービスの利用を検討してはどうか」と勧められ、
ふるさとにお声がかかりました。
ご主人はまだ1人でカラオケに出かけることができるほどお元気でしたので、
まずは奥様のみ気分転換に、ということで利用が始まりました。

ふるさとで自分の時間を

奥様はご自分で利用を決められたこともあり、楽しそうに通所が開始しました。
「家にいると主人の面倒を見ないといけないから、
ふるさとにいると気が楽だわ」とおっしゃられ、笑顔も多く見られました。
奥様は縫い物がお好きな方で、ふるさとにいらっしゃる日は道具を持参。
色々な小物を作ったりし、自分の時間を自由に過ごしていらっしゃいました。

ご主人が認知症の進行を感じて…

その後1年ほど経ってから、ご主人の物忘れがひどくなり、
介護度が要介護1に。
ご本人が「そろそろ自分も利用したい」とおっしゃられ、
ご主人もふるさとにいらっしゃるようになりました。
奥様と同じ日に通所されるのかお尋ねしたところ、奥様より
「同じ日だと気晴らしにならないから別の日にしてほしい」とご希望があり、
ご主人は奥様の利用日とは違う日に通所いただくことになりました。

入浴とカラオケが楽しみ

ご主人はご自宅でお風呂に入るのが億劫になってきていたため、
ふるさとでの入浴も希望されました。
ご利用日には必ず入浴され、
ゆっくりと湯船に浸かって気持ち良さそうにしていらっしゃいます。
また、元々趣味だったカラオケに通うのも難しくなっていたため、
ふるさとでカラオケができるのをとても楽しみにされています。

認知症対応型通所介護施設 デイサービスふるさと 横浜市内