2014年08月06日

おひとりで悩まれていた奥様 ふるさとをご利用で笑顔に

奥様は長い間 おひとりで悩まれていた
奥様と二人暮らしの男性のお客様。
若年性認知症を発症してから、今まで出来ていたことが出来なくなっていたそうです。
ご自宅のあちこちで排尿、排便されるようになられ、奥様は長い間、おひとりで悩まれていたそうです。
ホームヘルパーをご利用されていましたが、奥様が悩まれていることを知ったケアマネジャーが
デイサービスのご利用をご提案。
ふるさととのご縁が始まりました。

ご本人様とコミュニケーションをとるのが難しかった
初めてお迎えに上がったとき、ご本人様は非常に困惑されている様子でした。
スタッフが丁寧にご説明し、ご乗車いただけるようお誘いをしました。
ご本人様はうまく言葉を発せられず、コミュニケーションをとるのが難しい状況でした。

奥様と連絡を密に取り合った
スタッフは、奥様と連絡を密に取り合い、ご利用日前日の様子や、当日朝の様子などの他、
トイレに関して、ご利用日前日の排便は○時、当日は○時と、送迎時に細かく伺うように。
時々、便秘になられることもあり、お薬を服用されたことなどもご連絡いただき、施設で対応できるように。
奥様からメモに書いた記録をいただくようになり、スタッフはそれをもとにタイミングを計ってトイレにお誘い。
ご本人様の様子をよく伺い、小さなサインを逃さないよう、スタッフ皆で見守りました。
はじめのうちは、施設でも失禁されることがありましたが、
スタッフがご本人様のサインやペースを理解できるようになり、
タイミングよくトイレにお誘いできるようになってからは、なくなっていきました。
そのことをご報告すると、奥様は大変喜んでくださいました。

とても気苦労されていた奥様 今では笑顔に
今までずっとご自宅で介護をされていた奥様。
初めてスタッフがお会いしたとき、とても気苦労されていたのがわかりました。
ふるさとをご利用いただくようになって奥様は、介護について話す機会が増えたそう。
定期的に行っているふるさとの家族会に参加してくださるようになり、
スタッフを含め、沢山の方と接するようになったそうです。
「お蔭様で介護しやすくなりました。ありがとうございます」と、お手紙をいただきました。
奥様がにこやかな笑顔でいらっしゃる日が増えていき、スタッフは安堵の思いと共に、
少しでもお力になれていることに、誇りを感じています。

認知症対応型通所介護施設 デイサービスふるさと 横浜市内