ご主人の入院が決まり、一人での生活が始まった
ご主人と二人暮らしの女性。
症状が進行し、着替えや食事の仕方が分からなくなることが多くなっていきました。
そんなある日、ご主人が体調を崩し病院へ行くと、長期入院の必要があり、
ご主人が退院されるまで、ご本人は一人での生活を余儀なくされることになりました。
ところが、家事からご本人の身の回りお世話まで全てご主人が行っていたので、
一人で生活することは難しい状況だったそうです。
翌日からのご利用、ふるさとにご相談いただいた
ご主人は次の日から入院することが決まっていたので、急いでケアマネジャーに相談すると、
すぐにふるさとに連絡をくださり、翌日からご利用いただくこととなりました。
出来ることはご本人にお任せした
はじめの1ヶ月間は入浴やトイレのとき、スタッフが直接お召し物の着脱を行いました。
その後は、すべてスタッフがお手伝いするのではなく、
お声かけを多くし、時間はかかってもご自身で着替えていただくことを心がけました。
しばらくすると、少しずつ着替えに慣れてくださるようになったので、
スタッフがご本人の横に座って、洗濯物を畳んだり、食事のお盆を拭いていると、
興味を持っていただき、一緒にお手伝いをしてくださるようになりました。
ご自宅でも活発に動くようになった
レクリエーションも少し離れた場所からご覧になっていたのですが、
3ヶ月ほど経つと、参加してくださるようになり、他のお客様と談笑することも多くなりました。
週末は長女がご自宅へ行き、介護をしていらっしゃるのですが、
ふるさとを利用する前と現在を比べると、
活発に動くことが増えて、表情が明るくなったと、大変驚いていました。
まだ、ご自宅ではご自身でお着替えは出来ないそうですが、
簡単な家事は積極的に行っていらっしゃるとのことでした。
そのことを入院中のお父様にお話すると、とても喜んでくださったそうです。
認知症対応型通所介護施設 デイサービスふるさと 川崎市内