2013年08月07日

進学も就労もできなかったご親族、介護者の保護へ

ご親族の女性が長年ひとりで介護していた
ご親族の女性と二人暮らしの男性。
お身内がご親族の女性しかいらっしゃらなかったので、その方は進学や就労をあきらめ、
おひとりで家事や介護をしていたそうです。

負担を抱えた介護者が体調を崩してしまった
ご親族の女性は進学や就労をせずに介護に追われる日々が続き、ご体調を崩してしまいました。
そのことを心配したケアマネジャーは、少しでも介護から離れる時間をつくるために、
デイサービスを利用することを提案しました。
行政からも、ご親族の女性が就労経験などを通して、健全な社会生活を送るための対策が講じられたそうです。

介護者が就労できるような環境づくりのお手伝いをした
ケアマネジャーからの紹介でふるさとを週2回ご利用いただけることとなりました。
スタッフがお迎えに伺うと、ご親族の女性はご本人をとても心配していらっしゃったので、
「何か不安なことがありましたら、いつでも施設にお電話ください。」と、スタッフがお伝えすると、
安心してくださいました。

介護をする方にも色々な選択肢があることを知っていただいた
ある日、ご親族の女性からふるさとにお電話があり、今後の介護についてご相談がありました。
ふるさとをご利用いただく前まで、誰にも頼らずにおひとりで介護をしていらっしゃったので、
他の人に介護を任せることに不安を感じていたそうです。
スタッフが親身になってお答えすると、今までおひとりで悩んでいたそうで、とても喜んでくださいました。
今後は、ケアマネジャーと相談をしながら、ご自身の将来も考えた上で介護に取り組んでいくそうです。
こうして、介護者の方のご負担が軽減されるお手伝いが出来たときにも、スタッフは大きなやりがいを感じます。

認知症対応型通所介護施設 デイサービスふるさと 川崎市内