2013年07月10日

自宅が不衛生な状態、懸念した行政の対応とは

仕事に忙しく、掃除も介護も困難なご家族様
長男と二人暮らしの女性。
仕事が忙しい長男は、ご自宅の掃除も困難な状況で、介護にまで手が回らなかったそうです。
管轄の区役所高齢課や地域包括センターは、ご本人の健康面や心の状態を懸念していました。

区役所の担当者からの勧めでふるさとのご利用が決まった
ところが、ご本人は区役所高齢課の担当者が訪問をしても、話を聞き入れてくださらなかったそうです。
そのご様子から、高齢課の担当者は、一般のデイサービスを利用することは困難と判断し、
ふるさとのご利用をケアマネジャーに勧めたそうです。

ケアマネジャーと区役所、地域包括センターと連携してご対応
ケアマネジャーと区役所、地域包括センターと事前に、ご対応方法について打ち合わせを行いました。
長男と医師が言うことであれば聞き入れてくださることなど、ご本人の状態を確認させていただき、
その後、スタッフ全員に周知をし、お受け入れの準備を行いました。

ご本人にもご満足いただいた
ふるさとに初めていらっしゃった日、血圧を測らせていただく際、
ご本人はとても不安なお顔をなさっていたので、打ち合わせのとおり、
「〇〇様(ご長男)に言われております。」
と、一言を添えてお声かけをさせていただきました。
すると、「お願いします。」と、受け入れてくださいました。

それから、ケアマネジャーは、入浴の拒否を心配していたそうですが、
「〇〇先生から、お風呂に入って頂くように言われておりますが、いかがなさいますか?」
と、ご長男や先生からのご依頼であることをお伝えすることで、安心したご様子で応じてくださいます。

ご本人のご様子をケマネジャーや行政の方へ報告させていただいたところ、
「ふるさとなら間違いないと思っていました。」とのお声が寄せられました。

認知症対応型通所介護施設 デイサービスふるさと 横浜市内