介護の勉強をするために一人の時間を必要とされた
奥様と二人暮らしの男性。
奥様は、介護に対して大変熱心に取り組んでいらっしゃり、より深く介護の知識を習得することや、
ご主人を支えるために体力づくりをすることを望んでいらっしゃいました。
ところが、奥様は日々の介護に追われ、勉強や運動をする時間がほとんどなかったそうです。
そこで、ケアマネジャーに相談したところ、奥様がお一人になれる時間を作れるように、
ふるさとをご利用いただくことになりました。
居心地の良い空間をご提供した
ご本人が初めてふるさとにいらっしゃった日、
周囲の方の行動を敏感に感じ、興奮しているご様子をスタッフは感じました。
そこで、ご本人に刺激を与えないようにお一人の空間を作り、
すぐにご本人のご要望にお応えできるように、常にスタッフ一人が付き添わせていただきました。
1ヶ月ほど経つと、スタッフの姿が見えると笑顔を見せてくださるようになり、
安心して通っていただけるようになりました。
ふるさとの制服の色に反応してくださった
ある日、ご夫婦でお出かけになったとき、
ご主人がオレンジ色(ふるさとの制服の色)の洋服を着ている方をお見かけになると、
その方をふるさとのスタッフと思ってくださり、笑顔で手を振っていらっしゃったそうです。
奥様はそのご様子から、「こんなにふるさとが気に入っているのなら・・・」と、
週1回のご利用から少しずつ増やしていただき、現在では週4回ご利用いただいております。
ご本人もご家族様も体力づくりに成功した
ふるさとにいらっしゃる以前まで、ご本人は便秘が続いていたそうですが、
お手洗いやお風呂、体操などで、お身体を動かす習慣をつけていただくと、
便秘も解消されるようになりました。
その間、奥様は認知症介護の勉強会に参加なさったり、スポーツジムに通うなど、
お一人の時間を過ごしていただけるようになりました。
奥様から、「ふるさとを利用してから、二人とも健康になりました。」と、お喜びの声をいただきました。
認知症対応型通所介護施設 デイサービスふるさと 横浜市内