2017年03月15日

生活と意欲を取り戻すためのデイサービス

寝てばかりで意欲と体力が低下しつつあった
奥様と二人暮らしの男性。
症状が進むにつれて、寝ていることが多くなり布団から出なくなったそうです。
奥様は、「元気なうちは自分で世話を」と考えていたのですが、
段々とご本人様の意欲や体力が低下していくように感じられ、
ケアマネジャーから勧められたふるさとをご利用いただくこととなりました。

慣れるまでは不定期で利用
生活は昼夜逆転に近く、日中に眠っていることが多いとのことで、
ご本人様の負担にならないように、はじめはご利用曜日を決めず、
体調を見ながら少しずつ通っていただくことにしました。
初回は、久しぶりの外出を楽しんでもらいたいと思い、
施設イベントの日に誘わせていただきました。
念のため前日にも訪問してスタッフのことを覚えてもらい、
当日、同じスタッフがイベント衣装を着てお迎えに伺うと、
楽しい雰囲気が伝わったのか、快く来ていただくことができました。

奥様と一緒に、生活リズムの改善へ
それからは、奥様と連絡を取り合い、ご本人様の体調を見て送迎に伺うという形で、
週1,2回ほど通っていただくようになりました。
一度目のお迎えで気分が向かない時は、時間を改めて伺い、
また、ご利用翌日に疲れや体調の変化がないか、奥様にお電話し、
ご様子を見ながら短時間のご利用を続けていただきました。
徐々に一度のお迎えで来られることが増え、ふるさとで過ごす時間が長くなると、
生活に変化が見られ、日中は起きて夜にぐっすり眠るという習慣が戻ってきました。

「明るく元気に過ごしたい」と奥様にも笑顔が戻った
「ふるさとさんから帰ってくると満足そうな表情をしています」と奥様が喜んでくださり、
以前に比べて奥様にも多くの笑顔が見られるようになりました。
また、好んでテレビを見るようになってきたと奥様より嬉しいお話があり、
「私自身も、明るく元気に過ごしたいと思わせてくれた皆さんに感謝しています」との
お言葉をいただきました。

認知症対応型通所介護施設 デイサービスふるさと 横浜市内