2012年11月07日

ふるさとではお客様同士がとても仲良し

3年近く寝たきりだった
ご長女とお二人暮らしの女性のお客様。
3年近くご自宅から外出されたことがなく、常に寝たきりの生活を送っておられました。
ご家族様は社会性のある生活に戻ることを望んでいらっしゃいました。
早速、ご家族様はケアマネジャーに相談し、デイサービスで他のお客様との交流や
外出をする機会を作るためにデイサービスの利用を決めたそうです。

デイサービスへ行くことを拒否
ふるさとでは、レクリエーションが充実していることや日常的に外へお連れし、
リフレッシュしていただける機会が多くあります。
このような理由からふるさとにいらっしゃることになりました。

最初にご自宅にお迎えにあがったとき、外へ出ることに怯えていらっしゃいました。
「わたくしたちがおりますので安心してください。」と、お伝えし、スタッフの顔を
覚えていただけるように何度もお伺いしました。
すると、次第にスタッフに打ち解けてくださり、施設見学にいらしていただくことになりました。

他のお客様から歓迎される
施設見学にいらしたとき、輪投げのレクリエーションが行われていました。
すると、他のお客様から「ここからこうして投げるのよ。あなたもやってみなさい!」
と、話しかけられ、すっかり新しい仲間として迎えられていました。
初めてお目にかかったときの緊張した様子はなくなり、
他のお客様とのおしゃべりに花を咲かせていらっしゃいました。
ふるさとにいらっしゃるお客様は新しくいらした方に対して、
とても好意的に接してくださる方が多くいらっしゃるので、スタッフも助けられております。

運動やレクリエーションの効果で階段も上れるまでに
ご本人はふるさとにいらっしゃる前までは体を動かすことがほとんどありませんでした。
ところが他のお客様が運動やレクリエーションで元気に動いていらっしゃる様子に影響され、
ご本人も体を動かす習慣がつき、今まで歩くことがほとんどなかったのですが、
マンションの階段もご自身で昇れるようになりました。
ご家族様は「少しでも社会的な生活を送ってもらえればという気持ちでしたが、
ここまで体を動せるようになるなんて・・・」と喜んでくださいました。
また、ケアマネージャーは「・・・予想以上でした」と、大変驚かれておりました。

認知症対応型通所介護施設 デイサービスふるさと 横浜市内