2012年10月12日

不平不満ばかりの毎日、気分転換にふるさとへ

いつも不機嫌で楽しくなかった
一般のデイサービスを週3回利用されている女性のお客様。
いつも気難しい状態で、常にご家族様に対して不平不満を並べていました。
また、施設内でも恨み言ばかりで、他のお客様が不快に思い、
避けられるようになり、話し相手がいなくなったそうです。
そのことに対しても不満を感じて、不機嫌な状態が続いたことを、
ご家族様は心配していらっしゃいました。

気分転換していただくため、週1回ふるさとへ
息子さんは、ご本人が施設で楽しく過ごせるようにどうすれば良いのか、
ケアマネジャーに相談されました。
そこで、週1回は別の施設で気分転換が出来るようにと、
ふるさとをご利用くださることになりました。

孤立させない工夫
利用開始の初日は輪投げのリクリエーションが行われましたが、
お誘いしても「どこも同じでしょ?」と、興味を持っていただけませんでした。
スタッフはお客様に興味を持っていただけるように、輪投げゲームのやり方を
ご理解いただけるまで丁寧に説明し、安心していただけるまで孤立しないように
常にスタッフが横でお声かけをし、他のお客様とも交流が出来るように会話を盛り上げてまいりました。
すると、穏やかな表情を見せてくださるようになり、ゲームにも参加されるようになりました。

ご家族様への不平不満もなくなった
現在では、ご利用者皆様の中心となって、積極的にレクリエーションに参加しておられます。
「ふるさとに行くと、ストレスが解消されるそうで、
私たちに不平不満を言わなくなり、本当に助かっています」
と、ご家族様も喜んでくださいました。
はじめは、気分転換のために、週1回のペースでふるさとのご利用を予定しておられましたが、
お客様が「他の所は行きたくない。ふるさとに行きたい。」と言ってくださり、
現在は週3回ふるさとにいらっしゃるようになりました。

認知症対応型通所介護施設 デイサービスふるさと 川崎市内