2012年08月20日

病気がちの奥様は入院が必要、介護に限界

入退院を繰り返す奥様、ご本人の体力にもついていけない
奥様と二人暮らしの男性。
ご本人はとても力が強く、奥様を叩くといった暴力行為もありました。
その上、奥様は元々お体が弱く入退院を繰り返しながら、お一人で介護をなさっていました。
また、ご本人は体が大きくて奥様は小柄です。着替えをさせるだけでも体力を消耗し、
奥様の病気は悪化する一方で、さらに痩せてしまわれたそうです。

再び入院へ、ふるさとを週5回利用
とうとう奥様は入院が必要となり、ケアマネジャーに相談しました。
するとケアマネジャーからの提案で週5回ふるさとを利用し、
その間に入院をしたり通院して、奥様の治療に専念することになりました。

男性スタッフも力を必要とされるほどの体力
ふるさとにいらっしゃるようになってからも、
スタッフが介護するときに叩いたり、ときどき外に出ようとしてスタッフを振り切ろうとなさいました。
女性スタッフでは追いつけないくらいの体力があり、いつも男性スタッフがご対応しておりますが、
男性でも力が必要でした。

奥様が抱えていた負担が軽減された
今までは全て奥様がお一人で介護されていましたが、
特に力が必要となる入浴や着替えをふるさとでお手伝いさせていただくようになりました。
現在は奥様の負担も軽減されたそうです。
「やっと自分の治療に集中できるようになりました。」と安心されたお顔は少しだけふっくらしていました。
また、お体も少しずつ快方に向かわれているそうです。

認知症対応型通所介護施設 デイサービスふるさと 川崎市内