2012年09月24日

引き籠りだった方、ふるさとでのレクリエーションにご満足

自宅に引き籠り、ご家族様にも一人の時間が必要
奥様と二人暮らしの男性のお客様。
家から一歩も出ることがなく、常に一緒に過ごしているため、
奥様が息抜きできる時間がほとんどありませんでした。
生活に行き詰まりを感じ始めた奥様はケアマネジャーと相談をし、
デイサービスのご利用を決めました。

お客様の習慣を生かせるようにご家族様と連携
最初は一般のデイサービスを利用しようとしましたが、当日キャンセルを繰り返し、
デイサービス側から断られてしまったそうです。
しかし、奥様のストレスは溜まっていく一方だったので、受け入れる施設がないか、
ケアマネジャーと相談して、ふるさとにいらっしゃることになりました。

お客様が興味を持っていただけるようなお声かけ
はじめにお客様の趣味や習慣についてご家族様にお伺いしたところ、趣味は将棋で、
また、財布を捜す習慣があるとのことでした。
最初のお迎えのときから「将棋を指しにいらしてください」とお誘いしたり、
事前にご家族様にお財布を持っておいていただき、「ふるさとにお財布がありましたよ」などとお声かけをしたところ、
興味を持っていただけたようで、自宅を出られることに対する拒否もなく、施設にいらっしゃるようになりました。
それからは、お迎え時にスタッフの顔をご覧になるとお支度を始めてくださるようになりました。

レクリエーション時、満面の笑みを
特に外出機能訓練を気に入ってくださり、その様子を写真に撮り、
ご家族様にお渡ししたところ、「こんな笑顔久しぶりに見ました」と喜んでくださいました。
また、ふるさとに行くことを楽しみにしてくださるので、
奥様は安心して一人の時間を過ごすことが出来、生活が落ち着いてきたそうです。

認知症対応型通所介護施設 デイサービスふるさと 横浜市内