2012年09月11日

歩行が出来なくても「外出させてあげたい」、ご家族様の思い

目が不自由で歩行が難しく、外出も出来なかった
エレベーターがない4階にご家族様と二人でお住まいの女性のお客様。
歩くことが出来ないので、外に出ることもなく、ご自宅で一日中過ごしていたそうです。
その様子から、ご家族様は「外出させてあげたい」というお気持ちが強くなり、
週に1回でも外出をしてリフレッシュをして欲しいとデイサービスのご利用を希望されました。
最初に一般のデイサービスに通われることになりましたが、
エレベーターがなく送迎が難しいとのことで、利用を断られてしまったそうです。

送迎が難しいお客様をサポート
ケアマネジャーに相談をされ、送迎が難しいお客様でも受け入れが可能な施設として、
ふるさといらっしゃることになりました。
また、目が不自由でおられるので、お一人で準備をなさることが難しく、
ご家族様が不在のときは、お支度からスタッフがお手伝いさせていただきました。

スタッフに親しみを感じていただくようになった
階段を移動するときは車椅子ごと二人のスタッフで4階から1階までお連れいたしました。
このようなスタッフの姿をご覧になって、徐々にスタッフにも親しみを感じていただけるようになり、
今ではおんぶ紐を使い、スタッフにお客様のお体を固定させていただいて、
階段の昇り降りをお手伝いをさせていただいております。

ご家族様のご事情に合わせて延長にもご対応
ふるさとにいらっしゃるようになってから、外出するようになり、ご本人も以前よりお話する時間が多くなったり、
元気になられたことにご家族様は喜んでくださいました。

また、これまでご家族様はご自身が通院される時間もなかったそうですが、
今ではふるさとの延長サービスをご利用になって、病院へ通われておられます。
無理のない生活を過ごせるようになったとのことで、とても安心していらっしゃいました。

認知症対応型通所介護施設 デイサービスふるさと 横浜市内