2013年04月03日

おひとりで介護していたが、症状が進行し・・・

はじめは施設を利用せずおひとりで介護をしていた
奥様と長男、次男の4人暮らしの男性。
認知症が発症してから、ご長男が会社を退職して常にご本人に付き添ってお世話をしていました。
奥様はお体が弱く病院へ通う日々、次男は仕事が忙しく毎日遅いご帰宅のため、
ご長男おひとりで介護をしていました。
デイサービスなどの施設を利用せずに、おひとりでお世話すると決めていらっしゃったそうです。

少しでも介護から離れる時間が欲しかった
しばらくすると症状が進行し、会話のつじつまが合わないことが頻繁になり、ご負担が大きくなっていきました。
ご長男は介護に疲れを感じることが多くなり、ケアマネジャーに相談をしました。
ご本人の症状が進行してしているため、一般のデイサービスでは受け入れが難しいと、
認知症の方専門のふるさとにいらっしゃることになりました。

介護サービスを利用することに負い目を感じていた
ご本人が週2回ふるさとをご利用いただいている間、ご長男はご趣味の時間を過ごせるようになりました。
ところが、自由になる時間ができた一方で、ご長男はおひとりで介護をすることを決めていたのに、
それを放棄してしまったのではないかと、心に負い目を感じていたそうです。
そのような中、ふるさとのスタッフから『ふるさと家族会』のご案内をさせていただくと、
参加してくださることになりました。

話すことでストレスが解消された
家族会当日、後半の1時間は5~6名様のグループに分かれていただいて、
他のご家族様やふるさとのスタッフと日頃のお悩みや出来事をお話していただきました。
後日、お手紙で、
「家族の介護は家族内で解決するものだと思っていましたが、
何事も相談できると知ることが出来て安心しました。
一人で悩まずに、話すことでストレスが解消されると感じました。」
とのお声をいただきました。

認知症対応型通所介護施設 デイサービスふるさと 横浜市内