2013年03月27日

社会的交流の場がなくなり心配、「笑顔で楽しく過ごして欲しい」

ご家族様以外の方との交流がほとんどなくなった
長女と次女ご一家の5人暮らしの女性。
以前はおしゃべりが好きでたくさんのご友人と交流があったそうです。
ところが認知症を発症してから、夜中心の生活になり、
ご家族様以外の方との交流がほとんどなくなってしまいました。
起きているときは機嫌が悪く、いつも不平不満をおっしゃっていたそうです。
そのご様子を心配された長女は、以前のように毎日笑顔で楽しく過ごして欲しいと、
ケアマネジャーに相談をしました。

ふるさとをご見学後、ご利用を決めていただいた
ケアマネジャーの提案で社会的交流の場を作れるようにデイサービスを利用することを決めました。
ご本人は朝起きられる習慣がないので、個別の送迎サービスを行っているふるさとが候補に挙がったそうです。
早速、ふるさとを訪問してくださり、管理者より施設のご説明をさせていただきました。
その後、レクリエーションの様子を見学していただくと、スタッフの対応や施設の雰囲気がご本人に合っていると、
ふるさとの利用を決めてくださいました。

午後2時の起床時間に合わせて訪問した
はじめにご本人にも体験していただくこととなり、いつも起床される午後2時くらいにご自宅へ伺いました。
施設のご説明や横浜(ご本人のお住まいの地域)の見所など、1時間ほどお話させていただきましたが、
ご家族様がおっしゃっていたように、ご機嫌があまり良くはなく、スタッフのお声かけに応じていただけませんでした。
その後、10回ほど同じ時間帯にご自宅へ訪問しましたが、お部屋にすぐお戻りになるなどの拒否が続きました。
そんなある日、長女から「今日は母の気分が良さそうです。」とのお電話をいただいたので、
すぐに伺うと、すんなりスタッフのお誘いを受け入れていただくことが出来、施設にいらしてくださいました。

「少人数の施設はアットホームでいいですね」
約1時間ほどの滞在でしたが、他のお客様が楽しそうにレクリエーションに参加してくださる様子をご覧になって、
「私もやりたい」とおっしゃってくださいました。
滞在時のご様子をご家族様とケアマネジャーに報告させていただくと、すぐにご契約が決まりました。

ご利用初日、ご家族様にふるさとでのご様子を写真をお見せしながらお伝えすると、
「まず家から連れ出していただけただけで有り難いのに、こんなに笑顔にしてくれて本当に嬉しいです。」
と、お喜びのお声をいただきました。

現在も週2回のご利用で午後2時に個別でお迎えに伺っており、
ご家族様も「少人数の施設はアットホームでいいですね。」と、ふるさとを気に入ってくださいました。

認知症対応型通所介護施設 デイサービスふるさと 横浜市内