引き籠りが続き、ご体調を心配するご家族様
ご主人と長女の三人暮らしの女性。
ご本人は内臓疾患があり、通院の必要があったのですが、
自宅に引き籠り、何もせずに一日中ベッドで寝ていたそうです。
ご主人は一般のデイサービスへ通い、規則正しい生活を送っていらっしゃるので、
生活のリズムが合わず、顔を合わせることが少なくなっていきました。
ご家族様はご本人の体調をとても心配され、ケアマネジャーに相談しました。
規則正しい生活を送っていただけるように、ふるさとへ
ケアマネジャーは、寝てばかりの生活を改善し、規則正しい生活を送れるように
デイサービスの利用を勧めました。
引き籠りなど、送迎が難しいとされる方にも柔軟に対応していることから、
ふるさとにいらっしゃることになりました。
11時頃の送迎をご希望のため、個別でお迎えに伺うと、ちょうど起きていらっしゃったので、
拒否もなく、初回利用時はスムーズに施設までお越しいただけましたが、
はじめの1ヶ月間はお迎えのときに眠っていることが多く、お休みをする日々が続きました。
身だしなみを整えるようになった
2ヶ月目になると、朝起きる習慣が少しずつ身についたようで、お越しいただける日が増えていきました。
眠っていらっしゃる日は無理に起こさず、ご本人のペースに合わせてご対応いたしました。
ご家族様以外の方とお会いすることが多くなったせいか、身だしなみを気にされるようになり始めました。
ご本人がお化粧をしたり髪型を整えると、認知症になる前のご本人に戻ったように見えると
ご主人は泣いて喜んでいらっしゃいました。
現在は、ふるさとでお食事が終わった後、食器を洗うお手伝いをしてくださるのですが、
ご自宅でも時々思い出したように家事をするようになったそうです。
病院の拒否も改善され・・・
ふるさとにいらっしゃってから3ヶ月ほど経つと、日中起きている習慣がつき、
病院へ行けるようになり、心身共に元気になっていきました。
ご家族様は、安心してお仕事やデイサービスへ通えるようになったと、大変喜んでくださいました。
認知症対応型通所介護施設 デイサービスふるさと 横浜市内