一般デイに通えなくなった
奥様と娘さんと3人暮らしの80代男性。
足が不自由な方で、普段から車イスを使っていらっしゃいました。
一般のデイサービスをご利用でしたが、認知症の症状の進行に伴い
失禁が増え、利用が困難に。
奥様の介護負担を軽くするため、ケアマネジャーより
認知症対応型のふるさとを紹介され、ご利用へと繋がりました。
昼食の前にお送りする対応
ご本人は娘さんにお金を残したいという思いを強く持っておられ、
デイサービスの利用料を大変気にされていました。
そのため、午前中のみの利用で通所を開始。
入浴はご希望でしたので、来所時には二人介助でご入浴いただいて、
昼食前にご自宅へお送りするようにしました。
便失禁をされている時も、すぐにお風呂できれいにできるので、
奥様にも喜んでいただけました。
午後も過ごしたい
午前のみでご利用いただいて1ヶ月ほど経った頃、
ご本人から「昼食も食べようかな」とお話がありました。
ふるさとでは、お客様が過ごすスペースと同じフロアにあるキッチンで
食事の準備をするため、ご本人がお帰りになる時は
いつも昼食のいい匂いがしていました。
また1ヶ月ほど経った頃には、仲の良いスタッフもでき、
ふるさとにすっかり打ちとけてくださっていたので
「午後の時間も過ごしたい」と思ってくださったようです。
おしゃべりが楽しみ
ご利用開始当初は強張った表情でしたが、
今では「はい、おはようー」と挨拶をして来所くださり、
午後のレクリエーションにも参加されます。
他のお客様の中にご友人もでき「今日は○○さんは来る?」と、
おしゃべりできるのを楽しみにしているご様子。
また大学生のアルバイトスタッフのことも気にかけてくださり、
「試験はどうだった?」と声をかけてくださいます。
認知症対応型通所介護施設 デイサービスふるさと 川崎市内