2019年03月06日

奥様から「私も認知症になったらふるさとに通いたい」

排泄介助でお困りだった
奥様と二人暮らしの、80代の男性。
一般のデイサービスをご利用でした。
ご自宅でも一般のデイサービスでも、トイレ誘導が上手くいかず、
失禁や便失禁で困っていたそうです。
ケアマネジャーに相談したところ、認知症対応型のデイサービスを勧められ
ふるさとの利用へと繋がりました。

一般デイでは一人で過ごしていた
最初は一般デイも併用しながら、週に1回ということで
ふるさとの利用が始まりました。
一般デイでは、ほとんど一人で過ごされていたそうで
何もせず、寝ていることが多かったとか。
ふるさとでは、体操やレクリエーション、歌など、
一日の間に様々なことを行います。
できる限り、他のお客様と一緒に体を動かしたり、
ゲームを楽しんでいただけるように、何度もお誘いしたところ
積極的に参加してくださるようになりました。

趣味の詩吟も披露してくださるように
また昔から詩吟が趣味だったそうで、レクリエーションの合間に
「○○さん、詠ってください!」とリクエストすると、
嬉しそうに吟じてくださいます。
しばらく通っていただくうちに、奥様より
「家でよく喋るようになった」と嬉しいお言葉が。
ふるさとの利用を開始して1ヶ月後には、一般デイの利用を止められて
週4回ふるさとを利用されるようになりました。

定期的なトイレ誘導で排泄の問題を解決
お困りだった排泄介助については、
午前2回、午後2回と、定期的にトイレ誘導を行なったことで
失禁、便失禁の回数は、格段に少なくなりました。
1年経った頃に、再び要介護度の認定調査を受けたところ、
以前は要介護3だったのが要介護2になっていました。
奥様も、「こんなに良いところなら早く来たかったわ。
私も認知症になったらふるさとに通いたいくらいよ」とおっしゃり、
スタッフ一同感激しています。

認知症対応型通所介護施設 デイサービスふるさと 川崎市内