2012年10月01日

耳が不自由で会話が出来ず孤立していた

一般のデイサービスで孤立
聴覚が不自由な女性のお客様。
最初は一般のデイサービスを利用していたそうですが、レクリエーションに参加をしても、
ほとんど聞こえず、周りで何をやっているのか分からないし、言いたいことも伝わらない。
結局は「つまらない」という理由で行かなくなってしまったそうです。

少しずつスタッフに親しみを持っていただいた
それから、ご縁があってふるさとのご利用が決まり、スタッフがご自宅へ伺い、
見学にお越しいただけるようお誘いしましたが、
「もう行かない」となかなか受け入れていただけませんでした。
その後も、数回訪問させていただき、1ヶ月くらい経った頃、
スタッフの顔を覚えていただいたようで、ふるさとにいらっしゃるようになりました。

ホワイトボードを使用し、筆談でコミュニケーション
これまで、ほとんど会話をされなかったとのことでしたので、施設のスタッフ全員で考えた結果、
ホワイトボードで筆談することに決めました。
施設のスタッフ全員が、一言でも発したことをホワイトボードに書き出していくようにいたしました。
すると、本来はとてもおしゃべりな方だったようで、とても楽しそうにスタッフと筆談したり、
レクリエーションに積極的に参加していただけるようになりました。

デイサービスは楽しいところ
今では、ふるさとに通うことを楽しみにしていただいています。
「ふるさとに来るまではデイサービスはつまらないと思っていたけれど、とても楽しいところ」と、
とても嬉しそうにおっしゃってくださいました。

認知症対応型通所介護施設 デイサービスふるさと 横浜市内