2020年4月1日

不安感が強いお客様 スタッフが寄り添い個別レク

何かしていないと落ち着かない
娘さんと二人暮らしの90代女性。
認知症になってからは、ご自宅にいても常に落ち着かない様子で
何かすることを探し回っていたそうです。
娘さんに「何をしたらいいの?」と何度も繰り返し聞くので、
質問責めのようになることも。
その後、認知症の進行に伴い、娘さんが「休んでてくれればいいから」と言うと、
怒り出してしまうことが増えていきました。
また不安感が強く、一人でいることが難しいため、
必ず付き添っていなければなりませんでした。
困り果てた娘さんがケアマネジャーに相談し、
認知症対応型のふるさとを紹介され、ご利用へと繋がりました。

一人は不安…マンツーマンで対応
最初のお連れ出しの際は、「娘は来ないの?」と心配そうにされ、
なかなか送迎車に乗っていただけませんでしたが、
その日の天気のことや、出身地についてお話を伺って、
気分を変えていただいたところ、ご乗車いただくことができました。
施設に到着してからは、落ち着かない様子で、
「何をしたらいいの?さっきいた人はどこに行ったの?」と
頻繁に尋ねられました。
変化に対し、不安を感じてしまわれるようでしたので、
スタッフが一人付き、安心していただけるよう対応しました。

仕事感覚で個別レク
全体で行うレクリエーションでは、何をするにもスタッフに
「これはどうしたらいいの?」「次は何をするの?」と尋ねて、
進行を遮ってしまうため、他のお客様が怒ってしまうことがありました。
そのため、全体でレクリエーションを行う場合には、
必ず個別対応をするようにしました。
何度かご利用いただくうちに、仕事としてお願いすると、
熱心に塗り絵やパズルに取り組まれることがわかりました。

ご本人が取り組みやすいようレクを工夫
個別で行うレクリエーションも、ご本人が取り組みやすいように工夫しました。
塗り絵は、ご本人が塗りやすいように、塗り絵の見本を用意したり、
塗る色のヒントを記載したり。
パズルは、ピースと台紙にそれぞれ番号をふり、わかりやすくしました。
ご利用開始から2年経った今では、不安感が増す時間帯がわかるように。
昼食後に「帰りたい」とおっしゃるので、午後はいつもスタッフが寄り添い、
一緒に個別のレクリエーションを行うようにしています。
ご本人に合う対応を心がけているため、最近では
帰りの時間まで穏やかに過ごしていただけるようになっています。

認知症対応型通所介護施設 デイサービスふるさと 横浜市内