2016年12月7日

ご家族のお悩み 紙パンツへのスムーズな移行 

症状が進むにつれてお手洗いへ行かなくなっていた
ご長女ご家族とお住まいの女性。
認知症が進んだことからケアマネジャーの紹介で、ふるさとをご利用いただくこととなりました。
社交的な方ですんなりとふるさとに馴染み、ご利用日を楽しんでくださっていたのですが、
症状が進むにつれて、ご自分からお手洗いへ行くことが減っていました。

ご自宅では上手く誘うことができなくて
ふるさとでは、排泄記録からご本人様のペースを把握し、時間を見てお誘いしていましたが、
ご自宅では頻繁に声をかけることができず、間に合わないことが増えていました。
スタッフはご本人様の排泄ペースやお誘い方法をお伝えしたのですが、
ご自宅では、家事に追われたり、ご本人様の拒否があったりと、
なかなか上手く誘うことができなかったそうです。
負担が増え、ストレスに感じることもあったそうで、
ご家族様より「紙パンツにしたいと思っています」とご相談がありました。

「暑い時期よりも寒い時期に」 スムーズに移行するために
ご相談があったのは、これから気温が高くなる時期でした。
紙パンツは防水仕様になっているので、着用すると温かく感じることもあることをお話しし、
スタッフは、「今よりも、寒い時期のほうがスムーズに移行しやすいと思います。
頃合いを見て私たちからご本人様へ勧めてみます」とお話しし、
適切な時期まで待っていただくことになりました。
それまでは漏れにくい下着をお勧めするなどして、
負担を減らすことができるようアドバイスをさせていただきました。
気温が下がってきたある日のご入浴時、
スタッフから紙パンツをご本人様に勧めさせていただきました。
「今日は寒いですね。○○様、こちらの下着は温かいのでお勧めですよ」とお話しすると、
「そうなの?」とご興味を示されました。
さらにスタッフが「はい。皆様にお勧めしているんですよ」と言うと、
「それなら穿いてみようかな」と快く着用していただくことができました。

ご家族様の負担が減り、笑顔が増えた
その日からご自宅でも紙パンツを穿いていただくことができるようになりました。
ご家族様より、「親身になってくれて、ありがとうございます」と嬉しいお言葉をいただきました。
さらに負担が減ったことで、ご家族様は余裕をもって介護をできるようになり、
ご本人様との関係が今まで以上に良くなったそうです。
ご本人様にもご家族様にも笑顔が増えたことをスタッフは嬉しく思っております。

認知症対応型通所介護施設 デイサービスふるさと 川崎市内