2016年11月9日

怒りっぽい理由は女性? 男性からの声かけで

乱暴な言葉でデイサービスでトラブルになっていた
ご主人とご長男家族とお住まいの女性。
以前から一般のデイサービスに通っていましたが、
症状の進行とともに職員に乱暴な言葉をかけるようになり、
他の利用者とトラブルになることも増え、ご対応が難しくなっていました。
ケアマネジャーの判断で認知症の方専門のふるさとをご利用いただくこととなりました。

「どこに行くのよ!」、「ドロボウ!」と怒りながらご来所に
スタッフがはじめてお会いした時、どこか表情が固く、目つきも険しく感じられました。
お話しかけるととても嫌そうにされ、お返事をいただけませんでした。
何度か訪問させていただくと少しずつお話ししてくださり、
スタッフと一緒に送迎の車に乗っていただくことができるようになったのですが、
送迎の車の中では、「どこに行くのよ!」、「ドロボウ!」などと大きな声で叫び、
怒りながらご来所いただくこととなりました。
施設でもスタッフに怒り出したり、周りの方々へ乱暴な言葉を言ったりされ、
皆様のテーブルとは少し離れたソファでご対応させていただきました。
他のスタッフからも声をかけ、ご様子をよく伺っているうちに、
女性スタッフだと怒り出されることが多くあり、
男性スタッフだと少し柔らかな態度をとられていたことに気付きました。

女性が嫌い? 男性スタッフから声かけを
そのご様子から、女性よりは男性スタッフから話しかけたほうがいいのではないかと考え、
男性スタッフから声をかけさせていただくことにしました。
すぐに快い返事をしてくださることはなかったのですが、
何度か会話を重ねているうちに、笑顔が見られるようになりました。
時々乱暴な言葉を言われてもスタッフは否定せず、
別の話題でお話しかけたり、気分を変えるように努めていると、
徐々に女性スタッフから話しかけても怒り出されることはなくなり、
少しずつスタッフとの信頼関係ができていきました。

ご本人とご家族の生活をデイケアと一緒にサポート
それまでほとんどレクリエーションにご興味がなく、ソファでお話をしていることが多かったのですが、
皆様が楽しんでいるのをご覧になり、「あれは何? やってみたい」と言ってくださるように。
また、以前はお誘いすると怒り出していたお手洗いへも
「一緒に来てくれない?」とご自身からスタッフを誘ってくださるようになりました。
はじめのうち、ご家族様は認知症を理解できず悩んでいたのですが、
症状についてお話しし、施設でのご様子をよくお伝えしていると、
かかりつけの先生へ困っていることを相談できるようになり、
先生の勧めから病院のデイケアの利用を開始されることになりました。
現在は、デイケアの職員とふるさとのスタッフとで連絡を取り合ってご対応しており、
ご本人様とご家族様の生活をサポートさせていただいております。

認知症対応型通所介護施設 デイサービスふるさと 横浜市内