2014年1月8日

自宅がごみであふれるほど不衛生な環境から・・・

認知症の奥様を受け入れることが出来なかった
ご主人と二人暮らしの女性。
1年前から二人はほとんど話さず、顔を合わせない日もあったそうです。
元々はとても仲が良いご夫婦でしたが、ご本人が入浴を嫌がったり着替えを嫌がったりするなど、
不衛生な状態が続いたので見た目も変わってしまい、ご主人はそんなご本人を受け入れられなかったそうです。
ご主人は家事をすべてご本人に任せており、
1年以上掃除をしていなかったので自宅がごみであふれていました。

区の高齢支援課の担当者や民生委員(※)、ケアマネジャー、ふるさとが連携
このままではご本人にとってもご主人にとっても環境が良くないことから、
ケアマネジャーは介護サービスの利用をご主人に勧めました。
ところがご主人は「利用する必要はない。」と、相談に応じなかったそうです。
その後、ケアマネジャーからふるさとに、
「利用されるか確定していないが、利用が決まったらすぐに対応して欲しい」との連絡がありました。
それから間もなく区の高齢支援課の担当者と民生委員が自宅を訪問し、
民生委員がケアマネジャーやふるさとの仲介役となることを条件にふるさとをご利用いただくことになりました。

(※民生委員・・・厚生労働省が委嘱する地域のボランティア。
ひとり暮らしの高齢者などの援助活動や地域福祉に関する相談に応じる等、暮らし全般の支援を行っている。)

ずっと人と話をしていなかった
この1年間、ご本人は人と会ったり話したりすることがなかったので、
はじめはふるさとのスタッフがお迎えに伺った際、少し怯えた様子でした。
そこで、ケアマネジャーと担当の民生委員と相談し、担当の民生委員が見送りをすることになりました。
1ヶ月ほど経った頃、スタッフの顔を覚えてくださり、見送りがなくてもふるさとの車に乗ってくださるようになりました。
そして、ふるさとで入浴や着替えをしていただくと、ご本人も気持ち良くなってくださったようで、
スタッフや他のお客様とお話をするなど、とても明るくなっていきました。

ホームヘルパーが自宅を掃除することができた
行政の指導の下、ご本人がふるさとをご利用の間、家事代行サービスが自宅の片付けと掃除を行い、
清潔な環境を取り戻すことができました。
また、お部屋が清潔になっただけではなく、ご本人が大切にしていた写真などが見つかったそうで、
家事代行サービスの担当者がテーブルに飾り、それを見たご本人はとても喜んでいらっしゃいました。

認知症対応型通所介護施設 デイサービスふるさと 横浜市内