2013年2月27日

ふるさとには「話を聞いてくれる人」がいる

他のデイサービスから断られてしまった
奥様と二人暮らしの男性。
奥様はお体が弱く介護が難しく、お近くにお住まいの長女が介護をしていらっしゃいました。
長女は育児もあり、介護に専念することが出来ないので、始めは他のデイサービスを利用なさっていました。
ところが、介護を受けることをとても嫌がり、施設の職員の方に対してお説教をしていたそうで、
このままでは介護が難しいと断られてしまったそうです。

ご家族やケアマネジャーに対しても「なぜ、施設に行かなければいけないんだ!」と
怒鳴ることが何度もあったそうです。
このままではデイサービスなどの施設を利用することは難しいと諦めかけましたが、
ケアマネジャーの提案で、最後の望みとしてふるさとを見学してから判断することになったそうです。

以前は大手企業の重役、指示されることに違和感
間もなく、長女とお二人でふるさとを見学にいらっしゃいました。
事前に、ご家族よりご本人の様子と以前は大手企業の重役で指示されることに違和感があると、
お聞きしていたので、より丁寧にお声かけするよう心がけました。
少しずつ、心を開いてくださるようになると、ご自身についてお話をしてくださいました。
その様子を長女がご覧になって、ふるさとを次の週から利用してくださることになりました。

ふるさとを利用しない日も電車に乗って・・・
ご利用日初日はご本人が勤務していた会社の名簿をお持ちになり、楽しそうに会社の話をしてくださいました。
そして、熱心に話を聞くスタッフを部下だと思うようになりました。

その次にいらっしゃったときはご趣味である花の写真を施設に飾るためにいくつか持ってきてくださいました。
「すごいですね!」と、感動するスタッフをご覧になって、「ここには話を聞いてくれる人がいる」と、
喜んでくださいました。

元々は週1回の予定でしたが、ふるさとをご自身の会社と思っておられるため、スタッフのお迎えがない日は
お一人で電車に乗ってふるさとにいらっしゃるようになりました。
こうして「通勤」をすることが何度も続いたので、週4回に増やしてくださることになりました。

お説教をしながらも、レクリエーションに参加
始めの1ヶ月はレクリエーションに参加することを拒否していらっしゃいました。
それでも、お誘いを続けると、「君はどういうつもりなんだ!」とお説教をなさりながら、
ご自身が興味のあるゴルフゲームに参加していただけるようになりました。

無理にお連れするのではなく、ご本人自らふるさとにいらっしゃることを望んで楽しく過ごしていらっしゃるので、
ご家族様はとても安心され、ご負担が軽減されたことを喜んでくださいました。

認知症対応型通所介護施設 デイサービスふるさと 横浜市内